行動経済学での三つのドアの答え

 昨日の三つのドアの問題で正解はCのドアに選択を変更する事と書きましたが、それは変数変換がポイントとなります。

 三つのドアを選択する前の豪華賞品が当たる確率は、どのドアも3分の1です。しかし、あなたがAのドアを選んだ後、司会者が残っている二つのドアの内のBのドアを開け、そのドアははずれだと示してしまいました、この結果、Cのドアが正解である確率は2分の1に上がったことになります。(その時点ではAかCのドアのどちらかに豪華賞品があるのですから)

 結果、最初に選んだAのドア(確率3分の1)とCのドア(確率2分の1)ではCのドアの確率が高い事になり、Cを選ぶことが正しい事になります。

 これが変数変換です。状況が変化する事により、確率が変化しているのです。 ただ、これは感覚的にはなかなか難しいかもしれません。だから多くの人がAを選んだままにしてしまうのでしょう。このような事を行動経済学は研究しており、これは消費者の購買心理、投資心理にも大きく影響してきています。 公的年金では不十分、では対策は? の答えとして、今の投資戦略を見直すことも必要かもしれません。ただしそれはリスクを理解した上で。

 もし、皆様の中で海外赴任を経験し、海外年金を未受給でしたら一度海外年金受給資格のご確認をお勧めします。プラムアンドアップルでは海外年金の情報を提供しています。

2014年8月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : naruse163