70歳以上の医療費水準の見直し

10年後の社会保障費は119兆円(2015年)から148兆円(2025年)に増加し、その中でも医療費の伸びが最大となると厚生労働省の予測があります。 今秋、その医療費の伸びを抑制するために70歳以上の医療水準の見直しがなされるとの報道が有りました。実際に70歳以上ご家庭では、年金金額の削減で手取り金額が減る中で、消費税のアップ、電気料金のアップ等生活費が上がっており、さらに医療費まで上がるとなると猛反対の声が噴出する事が容易に予測されますが、一方ではこのまま医療費が増加し続けると日本の社会保障全体に大きな問題となるわけで、デリケートでかつ重要な問題となります。 医療に頼る健康管理ではなく、生活習慣病の元となる生活そのものの見直しが急げばまわれで一番の近道のように感じます。便利さ、快適さとどのように向き合うかが重要だと考えます。駅のエレベータには長蛇の列ができる一方階段を登る人が少ない状況。バリアフリーにより足が上がらなくなってしまう状態。本当に足の悪い人が必要な設備を健康で歩ける人が使っている状況が問題だと考えます。甘いジュースは売れるのでどんどん砂糖の含有量の増えてゆく飲料が問題だと思います。自らが自分にとって必要な設備、サービス、商品を賢く選んで行くことが必要ではないでしょうか?
2014年8月3日 | カテゴリー : 社会保障 | 投稿者 : naruse163