源泉徴収制度の弊害(1)

 源泉徴収制度の弊害について考えています。

 日本のサラリーマンの給料の意識は、手取り金額イコール給料だとの間違った理解の仕方をしているのではないでしょうか?

 もちろん源泉徴収と言う言葉は知っていますが多くの人は、「あら こんなに引かれてしまっている。税金が高すぎる!」と言うだけで、源泉徴収されている中身について詳しく考えていないように思います。

 控除の欄には、健康保険、介護保険、厚生年金保険、雇用保険、所得税額、住民税と言った項目が並んでいますが、それらが何なのか?なぜその金額になるのか?詳しく知る人はせいぜい人事社員ぐらいではないでしょうか? 私はそれは大きな問題だと思っています。源泉徴収と言う制度が有るお蔭で個人が確定申告をすることなく、税金や社会保険料の支払いを忘れることなく過ごせることで面倒くささは省かれてはいますが、逆に自分で考えずに済んでしまっている事の弊害も有ると考えています。

 是非、皆さんとこれからこのブログの中で一緒におさらいをしてゆきたいと思います。

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